読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ブログやってる場合じゃないだろ!

タイトル通りブログやってる場合じゃないんだなー。卒論です。卒論。なかなか進まず、やる気スイッチを探している間にこんな時期。やる気スイッチってのは探すものではなく、自分の中から湧き上がってくるものなんだろうとは思いますがね。

なぜこんなにやる気がしないのか。それは文章を書くという習慣から、少し遠ざかっていたこともあると思います。最近、自分の書く文章が面白くないというか、なんだかいい子ちゃんぶっているように感じて、筆を執らない日が続きました。それがあかんのや!(ひとりツッコミ)いい子ちゃんだが悪い子ちゃんだろうが、書く癖を付けなかったら、文章を読むことも、書くこともやがて苦痛になるでしょう。ということで、そうなる前に(もうなりかかっていますが)、卒論にまったく関係のない小説を読んで、文字に再び親しむようにしています。

するとあら不思議、卒論に取り掛かる気力が徐々に湧いてきたような。やっぱり本はいいなーと思えた今日この頃です。この調子で卒論にスッと入っていきたいものです。

そんな私に「やっぱり本は良い」と思わせてくれた小説は、宮本輝の『泥の河』です。戦争の傷跡を残す大阪で、河の畔に住む少年と、廓舟に暮らす姉弟との短い交友を描いたこの作品。人生の哀切を、戦後の貧しい風景と共に、これでもか!という程語りかけてきます。

時代の移り変わりと共に、消えゆく運命にある馬車引きの男や、廓舟育ちの姉弟の姿は、そこにいるのに見えない、もとからいないとされている人々の姿と重なります。やはり、私は社会のマイノリティーとされる人びとを見つめ続けたい、と思わせられる作品でした。この小説、1981年に小栗康平監督によって映画化されており、以前BSプレミアムで録画していたものを鑑賞しました。

白黒の映像で丁寧に作られたこの作品は、なんといっても主人公の父親を演じる田村高廣さんの演技が光っておりました。貴一より啓二派。正和より高廣派です♪

そして、小栗康平監督が10年ぶりに日仏合作映画を製作するそうな!戦前に活躍した画家、藤田嗣治さんを題材とし、主役はわれらがオダギリジョーさんです。楽しみですね~。ルックスは勿論のこと、彼の声が堪らんですよね♡来秋公開予定とのことで今からどきどき。

長くなりましたが今日はこの辺で☆

自分に喝!