『昨夜のカレー、明日のパン』

先ほどおやすみなさいと言いましたが、眠れそうにないので心に残った本のお話をば。

昨夜のカレー、明日のパン

昨夜のカレー、明日のパン

木皿泉の『昨夜のカレー、明日のパン』を読みました。昨年の秋頃にNHKでドラマ化され、心を打たれたので原作をいそいそと読み始め、一日で読み終わってしまいました。ぐんぐん引き込まれ、読み終わったあと「もっと生きたい!」と自分の味気ない生き方を振り返らざるを得ないほど、素敵な世界がそこにはありました。

では簡単なあらすじを。
主人公のOL、テツコは七年前に夫の一樹を亡くし、以来その家で一樹の父親、つまり義父(作中ではギフ)とともに暮らしています。他人同士であるテツコとギフの何気ないけれど愛に溢れた生活とともに、テツコの恋人との関係や、隣人との交流を温かく描いたお話です。

いやー、沁みました。 人は結局一人では生きていけないし、生きていこうとしなくていいんだ、と教えられた気がします。

ドラマの主演、テツコ役は仲里依紗さん。可愛さが溢れているんだけど、横顔に寂しさを湛える姿、とても好演でした。(これがBIGLOVEさん!?と昔のことを蒸し返したくなるほど可愛いw)

ギフ役は料理の鉄人の人、鹿賀丈史さん。哀愁とお茶目な可愛らしさが同居していて切ないギフ。ナイスです!ドラマを見たあとに原作を読んだので、映像が浮かんできてわくわくしながらページを捲りました。

人は必ず死ぬけれど、死に向かってひた走るな。生き急ぐなよ~と色々行き詰まっている自分にそっと語りかけてくれる作品でした。思い出しただけで目がうるうるに… ぼくはしにましぇぇん!(あ、一応二十二歳ですw)
さっき読んだばかりなのに、もう読みたい。木皿泉恐るべし…

ではでは今度こそぐんない☆