『熱狂』

「さよならアドルフ」

・「ハンナアーレント


・「BS世界のドキュメンタリー 囚人番号   A26188 ホロコーストを生き延びて」

・「BS世界のドキュメンタリー ヒトラー・チルドレン〜ナチスの罪を背負って〜」 


 今日は東京芸術劇場で劇団チョコレートケーキによる舞台を観劇しました。上記に挙げた五作品を予習として観てから参戦。HDDの奥底に眠っていたヒトラー関連の映画やドキュメンタリーにより、準備はバッチリです。さあ、いざ観劇!アドルフ・ヒトラー率いるナチスがいかにして国民を魅了し、政権を取ったかまでを巡るストーリーです。映画「さよならアドルフ」ではナチスの高官として働いていた父を持つ子ども達に待ち受ける、過酷な運命が描かれていたので、そちら側の視点から観るとまた面白く感じられました。やはり予習は大事ですね。予習し過ぎて疲れてしまった面も否めませんが 。ヒトラーの秘書を勤めた後にアウシュビッツ初代所長のルドルフ・ヘスの孫がアウシュビッツを訪れるドキュメンタリーを観たので、ナチス側の家族たちが抱く生きづらさにも向き合うことになりました。舞台では勿論そんなことは描かれません。ヒトラーがいかにしてドイツ民族の誇りを叫び、国民を高揚させたかが丁寧に描かれるのみです。やはり予習によって理解が深まった気がします。簡単には語ることができないナチス・ドイツの歴史。その一端を観られた機会を大切にしなければと思った次第です。演劇では後に待ち受ける、ナチスによる残虐行為は一切描かれません。ナチスが駆り立てた国民の高揚によって、忌まわしい歴史は作り出されたかのようにも思えました。この辺りは詳しくないので言及は避けますが、大衆の恐ろしさを目撃したことは確かです。私たち大衆をいかにして操作するのか。そしてそれをいかにして拒むのか。いや、拒めるのか。私たちは自分の胸に手を当てて今一度考える必要がありそうです。