出来るなら知り合う前の私に戻って

 カラットちゃん、おはようございまーす。何だか耳の不調で目が覚めてしまいました。しかしCOVID-19、思っていたより危ないかも。何故だか先日から急に不安が襲って来て、薬局をはしごしたりして危機感を持ち始めたのですが、もしや危機感を抱くのが遅すぎる?極力外出は避け、免疫力を高める努力をするため、ヨーグルトのR-1を買ったりするしか防ぎようが無くない?ジョンハンが罹患しなければそれでよか、なんて思っていたけど、もはやそんな呑気なことは言っていられませんな。とにかく免疫力を上げるしか道はない気がする。

 カラットちゃん、生き延びようね!!5月のドームツアーの開催も、正直どうなるか分からない局面を迎えているようにも思う。5月しか楽しみがないから、最悪の事態を想定したくはないけれど、楽観視も出来ぬ。せっかく待望のドームツアーを無事に開幕させてあげたい。沢山のCARATちゃんで埋め尽くされたドームを見せてあげたい。SEVENTEENの意地と誇りを胸に抱いて欲しい。愛の力、見せてあげる!

 さて、悲しい話はもう沢山、飯食って笑って寝よう!という宇多田ヒカルのフレーズ、大好き。いくら心配したところで防ぎようがないし、その不安が自律神経を乱すくらいなら、飯食って笑って寝ましょう。しかしなぜ私は今までへらへらしていたのだろうか。お年寄りと持病がある人しか重症化しないとの報道に高を括っていたのか。 そんな不安な明け方は、彼の耳周りにふさふさと生えていた、たんぽぽの綿毛のような産毛を思い出そう。

 え?急に何って?キモ過ぎますって?ごめんごめん!小学生の頃、好きだった男の子が私の膝の上で眠っていたんです。その時、彼の顔を覗き込むと、小さな耳にたんぽぽの綿毛のような産毛がさわさわと生えていて「かわいい…」と思ったことを思い出しました。え?小学生で膝枕?早熟かよ!?とお思いの皆さん、私の膝はそれ以来永遠に空いているので、お許し下さい。辛くなったら彼の産毛をそっと思い出しながら生き長らえていること、彼には知る由もないけれど。

 これを恋バナと捉えて良いのか、ただの変態エピソードに過ぎないのではないか、と考えあぐねていたのですが、一応数少ない恋バナのひとつと考えさせて下さいませ。恋バナと呼べるような話がいくら考えてもこれくらいしか出なくて、思わず「人生が二度あれば~♪」と私の中の井上陽水の人格が顔を出しました。しかし私の濃厚接触は、小学生がピークでござった。

 中高と女子高でのびのび過ごしすぎて、大学で再び対面した男性陣とはなかなか深まらず、歯痒い日々でござった。初めてのゼミの自己紹介で「フェミニズムに関心があります。」と話したから、男の子たちが身構えちゃったのかも。別に男性を憎悪しているわけでは全くなくて、ただ単に授業が面白かったから、そう話しただけなんだけどね。
 
 人生、二度欲しい。でもそれで身構えるような男性ならそれまでだし「ふーん、フェミニズムか。何だかよく分からないけど、面白そうじゃん!」と彼らを思わせられなかった私自身の魅力の無さ、それも敗因のひとつではないだろうか。突き詰めて考えると、たんぽぽの綿毛のような産毛に永遠に囚われているから、一向に先に進めない。

 どこかで進みたくもない、と思っている自分もいるのかもしれない。たんぽぽの綿毛の彼がくれた遊☆戯☆王カードを大切にしまっていた筈なのに、数年前に紛失しました。「弱いからいらん。」とぶっきらぼうにくれたけど、私にとっては宝物だったよ。ぴえん。ぴえん。当方、永遠の27ちゃい。夜明けはいまだ訪れず。