今だけの永遠をドラマと呼ぶなら

 朝のお散歩わず。母校まで歩き、輝かしい思い出のキャンパスをしっかり目に焼き付けました。今は在校生でも用のある学生しかキャンパスに入れないようで、卒業生が懐かしんで来ても(しかも父親連れ!)到底入れないよね、ということで外から眺めるだけで終わり!多くの人が携わり、毎日手入れをしてくれているからか、キャンパスの美しさは変わらず、ますます神々しさを湛えているようにさえ見えました。何だかジーンとしちゃった。

 派手さはないものの、大学生活はとても充実していました。情けなくなったり、悔しくなったり、そんな思いさえも全て真夏の夢のよう。学問としっかり向き合った、という充足感があります。四年間、朝鮮語を続けて良かった。周りがさくさくハングル検定に合格していく中、私は苦戦しましたが、諦めないで続けて良かった。卒業後に必死で勉強し、合格を勝ち取れて良かった。

 今までしんどかったね。勉強しか拠り所を見出だせないと思い込み、勝手に追い詰められ、何度も投げ出しそうになりました。でも、投げ出す勇気が持てない。投げ出したら、廃人まっしぐらな気がしてさ、走り続けようとしてしまう。大学生の頃は、まだジョンハンもパイセンのことも知らなくて、強いて言えば、INFINITEのホヤくんが好きだったくらい。でもミュージックバンクは毎週楽しみにしていました。

 私とバチバチだった朝鮮語の先生が「INFINITEのコンサートのチケットをあげる。」と生徒に話したことがありました。でも私は全く可愛がられていなかったため、貰えるはずもなく、「誰がお前からなんか貰うか。」と教室を一番に出たことを思い出します。本当は行きたかった。ホヤくんが好きだったから。でも譲れないんです。尻尾を振れないんです。教師と蜜月関係だった生徒がおそらく貰ったんだろう、と思うと急にINFINITEのこともどうでも良くなりました。  

 あの時、INFINITEを手放した上、朝鮮語の勉強まで嫌いになって、全てを投げ出していたらおそらく今の私はいないでしょう。踏み止まるのもひとつの勇気だと知りました。投げ出したくなったら、いつでも投げ出せる。でもまだその時じゃない。考えて考えて、最善策を練れ。「将来は医者か弁護士だ。」と言われても何者にもなれなかったけど、何者かにならなくてもいいじゃん。愛があれば。