誰にでも愛されてるふりをして

 一見、回り道に見えるようなことでも、実は近道だったということはよくある。私は知識を蓄えたに過ぎず、結局何も生かせなかったと悔やむことなかれ。その知識が後々生きることもきっとあるのだから。結果が全ての中を生きていると、いや、勝手にそう思い込んでいるに過ぎませんが、その道中にこそ意味があるということを忘れがち。自分で自分を苦しめがち。

 これはもう、思考の癖でどうにもならないと諦めていましたが、今からでも遅くはない。変えろ。変われ。変化を恐れず、進め。よくよく調べてみると、試験に合格せずとも働ける道はあるらしいな?取り掛かる前にきちんと調べろや!と言われればそれまでです。でもさー、いくら働けるとは言っても、有資格者でなければ肩身は狭いじゃん。だからこれでよかったんです。きっと。

 私は周りに大きい顔をされることが許せないので、ちゃんとしておきたいんです。大きい顔をされずに済むように、きちんと義務は果たしたい。だから必死で頑張ったけれど、どうやらそこまで追い詰めなくてもいいらしいな?もしや名乗ったもん勝ちみたいな世界か?あまりにも無知でござった。試験は情報戦という話もありますが、SNSからは一切情報を求めず、単独で乗り込みました。

 なぜならそれがポリシーだから。私はポリシーのある追っかけだから。それが吉と出たのか凶と出たのか、それは分かりません。でも雑音に惑わされるくらいなら、情報を遮断するのも一つの手です。ハングル検定に関する情報でも集めるか、と検索すると偶然資格試験の話が出てきて覗いてみることに。すると、どうやら名乗ったもん勝ちのような世界がそこにはありました。試験はもしや形骸化しているのかとも思いましたが、真相は分からぬ。

 ピュアなハートで突き進んできたものの、実らなかった、果たせなかった目標。しかしくよくよしている暇はなく、次は新たにハングル検定準2級の合格に向けて邁進したい。クローゼットに忍ばせていたテキストたちー!カラットたちー!(ジョンハン)そうです、テキストたちを引っ張り出してきたら、急にやるべきことにぶち当たり、元気が出ましたわ。

 少しは休めばいいものを、また机に向かう日々を自ら選び取るその心は?それは私にも分かりかねます。ずっと走り続けると、いつかは止まらなければならない日が来るのでしょう。でも止まるのが怖い。「これからのことはゆっくり考えようね♪」と耳鼻科の先生(変態)に言われたように、これからのことはゆっくり考えればいいだけ。

 しかし「これからのことはゆっくり考えようね。」という甘い台詞は、まさか耳鼻科の先生から言われるという想定をしておらず、先生が普段から変態なだけに「こ、告白か!?」と身構えてしまった春の日。私の鼓膜がとても綺麗だということに興奮し、上機嫌になる先生。いやだー!!教師や医者、そして弁護士など、先生と呼ばれる職業は、残念ながらもれなく変態です。

 趣味と実益を兼ねられて、いい仕事だなあ!と私の中のゲスニックマガジンが止まらぬ。私もなかなかゲスいけどさ、普段は何食わぬ顔で生活しています。カラットちゃんは、己のゲスさに辟易したりしませんか?私は常に反芻し、打ちのめされています。全く厄介な性格!考えすぎて動けなくなるのは何なん?最近痴情のもつれによる殺人多いやん?それが自分にも降りかかってくる!と思ってしまうのです。

 もし男性と深まっても、何かをきっかけに殺され、埋められるかもしれないとハラハラしがち。ふとした瞬間に三浦春馬を思って涙しがち。まだ泣いてるのか!とお思い?現役バリバリで泣いています。そろそろ立ち直らなきゃ、と思っても、世界と自分の境界線が曖昧で、春馬くんと地続きの世界を生きているような錯覚を起こしてしまいます。

 すごく好きだったのに。死ななくてもよかったのに。そんなことを考えていると、知らぬ間に泣いています。私があまりにも泣くため、先生にも心配を掛けているし、勿論両親も心配しているだろうから、早く何とかしなくちゃ。あんたは大バカ者だよ。死ぬんじゃないよ。無理して笑うんじゃないよ。バカ!!