星々の悲しみ

昔観た山田かまちのドラマ、面白かったなー。山田かまちは17歳で急逝した芸術家です。関根正二とか山田かまちとか、若くして亡くなった才能溢れた人物に強く惹かれる自分がいます。山田かまち、死ぬには早すぎるぜ。

宮本輝の小説『星々の悲しみ』にも若くして病に冒された青年が出てくるのですが、この青年の無念さや悔しさは正岡子規にも通じますね。脊椎カリエス、辛かっただろうな。痛みとの闘いには頭が下がります。


そんな私は宮本輝の小説の表紙の絵が好きなのですが、描いているのは有元利夫氏。彼も39歳で亡くなっています。こちらも若いですね。今は亡き人々に思いを馳せる夜です。
星々の悲しみ (文春文庫)

星々の悲しみ (文春文庫)