このまま君と

 「すっきりしたきれいな顔だちをしていて、気品すら漂っているのに、表情のどこかに抑えこんで押し殺したような熱気が垣間見えて、それが年齢不詳の男くささを感じさせる。」ってそれ、ジョンハンのこと?

 ジョンハンからふいに雄の部分を感じ取った時、息が止まりそうになるよ。泣きたくないのに、泣けて泣けて仕方がない。自分がいかに心酔しているか、まざまざと見せつけられるような気がするから。

 いつかは終わりが来る。終わりに目を向けずにはいられない自分が憎らしいの。今この時を高らかに謳歌しよう、と決めたはずだよ。だけどすぐに切なさに襲われて、何も手に付かなくなる。そしてブログを書いて、書いて、書けども一向に救われない。

 こんなに救われたいと思ったことはない。誰にも心を許していないんだし、こんな時だけ誰かに救われようなんて都合が良いね。最近だけで3つも指輪を買ったけど、指輪って不思議な魅力があるね。ココシュニックでターコイズの指輪を買った時も石に魅せられたけど、指輪を見ているとジョンハンを思い出すよ。

 ジョンハンも小指に指輪を嵌めているけど、あれはきっとSEVENTEENの誓いだね。そう、指輪は誓いなんだ。だから不思議な力を放つんだね。指輪をすると強くなれる気がする。ジョンハンを近くに感じられる気がする。指輪ひとつでここまで変われる単純な私を、ジョンハンに捧げるよ。

 何をしていてもジョンハンが頭を過るというお話は何度もしていますよね。今日も指輪を選びながら「コンサートにしていこうっと♪」と気分が上がったよ。決して手放すことのない恋をしっかり抱えて、前だけを見て歩けるように、それが私の誓い。

 ふいに見せるドキッとするような男くささに翻弄されながら、でも絶対に諦められないと誓いを新たにして、毎日をやり過ごす。それが私の日常。穏やかで波のない時間を掻き乱すのは、いつもジョンハン。でも掻き乱されてなんぼよ、女ってやつは。

 ジョンハンの静謐な眼差し、横顔、その全てが私を満たしてくれる唯一の存在。優しいとか、話し相手には十分すぎるとか、そんなことじゃない。もっと細胞が奮い立つような出会いが良いの。