言葉もないままに

 カラットちゃん、こんにちは。ようやく小池真理子『夜の寝覚め』を読了しました。男女の熱をはらんだ描写に痺れ、唸り、爽やかな読後感に包まれています。カラットちゃんも是非!やっぱり湿り気を帯びた視線を交わし合わないと、何も始まらないのよ。

 目で語りてえなあ!小説にめちゃくちゃ感化されたので、これから数日間は物思いに耽ることが予想されます。俳優の堤真一も高校時代、よく物思いに耽っていたんだって!(知り合いの同級生情報)物思いに耽らないと、俳優なんてやってらんないよね。

 堺雅人は大学時代、演劇に明け暮れ、一際目立っていたんだって!(大学の先生情報)何だか小説を読み耽っていたら、恨めしげな顔になっちゃった。ジョンハン…私の全てをジョンハンで満たしたい。いや、もう満たされているか。きっとジョンハンを近くに感じ過ぎちゃうんだろうね。YouTubeのせいで。

 だからこんなに苦しいんだ。私たちは決して近い存在ではないのに、錯覚しちゃうよ。だから動画もあまり見ないし、専らCDを再生するのみ。これ以上好きになったら収拾が付かないから、自制するしかない。自分の身は自分で守るしかないのよ。

 夢で会えたって、一人泣いたって、届かないし響かない。誰より好きなのにね。溢れる思いを頭の片隅に追いやって、やり過ごすしか出来ないのが心苦しい。決して報われないのに、思い続ける力が私に残されているのだろうか。いつか解き放たれる日が来るのかな。

 この思いから解放されたい。早くジョンハンを嫌いになって、楽になって、夜を静かに眠りたいよ。会いたい気持ちが募って息苦しい、息が上がる。趣味がジョンハンしかないからいけないんだ、と思い立ち読書に明け暮れたけど、結局恋愛小説にのめり込み「ジョンハン…」となるので良いんだか悪いんだか。

 もう後戻り出来ないところまで来た自覚はある。ではこのまま進むのか、そう聞かれると自信がない。しかしセリーヌ・ディオンのフランス語の歌、めちゃくちゃ良いよ、カラットちゃんたち!フランス語は耳馴染みが良いからなー。

 セリーヌ・ディオン今井美樹のコンサートに耽らないとやってられない。私もどちらかと言うと、堤真一のように学生時代から物思いに耽っていたタイプだろうけれど、耽っている姿が絵になる、と先生たちから言われて調子乗ってました。さーせん。

 だからこんなどうしようもない女に成長しちゃったんだ!耽っている自分も悪くないや、とすぐに肯定的に捉えちゃうからね、セブチ先生!メルモちゃんとハナミズキちゃんが羨ましい~!と「スクールオブロック」の記憶が甦る。ヤフコメに愛情を詰め込んだ文章を書いた日が懐かしい。

 私の愛情、届いてる?少なくとも東京FMの社員には届いたはず。こんなにも愛は深いよ。それに気付かぬだけだろう。