素敵な夜を望みなさい

 カラットちゃん、こんばんはー。大切な人が倒れたと聞いても何も出来ず、ただ祈ることしか出来ないのが心苦しい。ジョンハン、頑張り屋さんだから頑張っちゃうんだよね。ごめんね。私が何をしてあげられるわけではないけれど、心はいつも隣にあるよ。

 もう頑張らなくて良いからね。頭痛かったの、しんどかったね。可哀想で泣けてくる。皆満身創痍なのは確かだしその中で出来る範囲、最大限のパフォーマンスを披露してくれる彼ら。そんな彼らに過度な期待を掛けてしまっているのではないか、と考えたらいたたまれなくなりました。本当にごめんね。

 ジョンハン、早く元気なお顔を見せておくれよ。それだけで私は救われるから。いやー、愛ってエゴだね。エゴ丸出し。愛ってよく分からないけど、傷つく感じが素敵。確かに殺人的なスケジュールだけど、芸能人は忙しくてなんぼの世界でもあるから、一概には言えない。幸い次の公演まで一週間あるので、その間に英気を養って、また舞台に立てたら良いんだけど。でも馬車馬じゃないのよ、彼らは。

 「CARATちゃ~ん!」と明るく呼び掛けてくれる声には、こちらも真心で応えたい。だから次に時間が交わるその時まで、愛を溜めておくね。好きな人が苦しい状況にある時、私たちに出来ることって何があるんだろう?私は文章を書くことしか出来ないと気付かされました。私自身も書くことで救われるし、愛の大きさにも改めて向き合うことになる。ジョンハンという存在が私の水であり、命であると思い知らされるのです。

 ジョンハンが苦しい時は、カラットちゃんも苦しい。でもその共感こそ愛じゃないかしら。走り続けることを止められない彼らの背中を見ると涙で滲む。止まったら終わりだよね。本当は終わりじゃないんだけど、次から次へと新しいグループが台頭する中で、止まれないという感覚は皆あるんじゃないかな。

 その計り知れないプレッシャーに身を置きながら、私たちを楽しませようとしてくれる真のエンターテイナーに愛を。惜しみない拍手を。私たちは拍手を送ることしか出来ないんだ。でもSEVENTEENはCARATの水であり、CARATはSEVENTEENの翼なんだよね、きっと。そう確信しているよ。ジョンハン、大きな翼を授けるよ。