13人が私を救ってくれたから、何か恩返しがしたくてコンサートの度にファンレターを持ち込んだりしているけど、果たして報われているのかは分からない。残念だけど。だけど無償の愛を捧げたいと思っています。
皆が「カラットちゃん」と優しく呼び掛けてくれる度に、生きている実感を得られる。その呼び掛けに明るく応えたい。カラットちゃん、私たちはこれからのことはゆっくり考えて、受け入れる必要があるね。
どんな答えを導かれても、それが彼らにとって最良の選択であると願いたい。私たちには祈ることしか残されていないから。でも限りある時間を自分のためだけではなく、誰かのために使えるなんて、こんなに幸せなことってあるかな?
私は26年間しか生きてないけど、全て自分のために時間を使う生活に飽き飽きして、そろそろ潮時か、と決意していた時にSEVENTEENに出会い、再び生き直すことに。こんなに誰かに時間を捧げることが生きる喜びだとは正直思わなかった。
ジョンハンに捧げた時間は特別。私の中で煌めいているよ。華やかな世界の裏で血を吐くような思いをしていたら、と思うといたたまれないし、休みの日が怖いとこぼす彼らに掛けてあげられる言葉を必死で探したけど、なかなか見つからない。
いつもありがとうという気持ちと、大好きだから何にも心配いらないんだよ、という思いを込めることしか出来ない。でもこの気持ちがカラットちゃんの総意だと思うの。皆、血反吐を吐くまで頑張らなくて良い、その痛みはカラットが引き受けるよ。
心無い言葉に苦しめられた時は、そんなことを忘れさせるくらい暖かい言葉で包んであげたい。必ず朝は来るから心配しないで大丈夫。明日を見つめようとしないで良いからね。皆、もう少し神経が図太かったら救われるんだけど、そこも魅力のひとつだね。
繊細な心は毛布でくるんで、大切に暖めてあげないと。カラットちゃんたちの手で暖めてあげようね。切ない思い出は皆で重ねてゆくもの。また来る悲しみは皆で越えてゆくもの。愛を込めて。