発情抑制のため、私の部屋で寂しく過ごしていたインコちゃん。余りにもつまらなさそうなので、リビングに連れて来ました。改めて見ると、小さくて可愛いですねえ。性格が変わっていて面白いので、もう六年ほど一緒にいますが、全く飽きない。
個性が強いから毎回笑わせてくれます。小さな体で一生懸命考えて、お話しして生きている、小動物の持つ儚さと強さにすっかり魅了されています。そんな今日は、爪切りが嫌いなインコちゃんの伸びきった爪を切るのに悪戦苦闘。何とか保定して、母上がその隙にパチン!かなり短くなりました。
飼い主も鳥もヘロヘロ。なかなか一筋縄ではいかないところも悪くないね。我が家を訪れた知人や身内は、総じてインコちゃんを溺愛してくれます。しかし飼い主が言うのもアレですが、おめめは小さいよ。この世で一番可愛いと思って育てていますが、女優のはるかぜちゃんのインコちゃんのおめめの大きさに驚愕。
我が家のインコちゃんのショボさに思わず涙が。つぶらな瞳も可愛いよね!おめめで全てを語る我がインコ、向かうところ敵無し!人懐っこいし、誰にでもなつくので、いつも可愛がられるのですが、おめめは小さい。(2回目)
こじんまりした作りにすっとぼけた表情、やはり向かうところ敵無し…とにかく飽きないんですの。ペットショップでお迎えした時も、同じケージのインコに頭を突かれまくり、かわいそう!!と釘付け。「おいで~!」と呼んでもチラ見するだけで寄って来ないけど、その哀愁あるチラ見にやられました。
店員のお姉さんに「この子、下さい。」と話すと「この元気な子ですね~。」と言われましたが「その子は頭を突いていたいじめっ子ですよ!苛められている方を下さい!!」という言葉を飲み込み「いや、もう一羽の(元気のない)子です。」と意気消沈。
お姉さんがケージに手を入れると「ギャー!!」と暴れ始め、人にも慣れていないし、呼んでもチラ見するだけだし、苛められてたし、大丈夫か!?と不安が押し寄せて来ましたが、何となく面白かったので、全てが上手く行く気がしました。
案の定、六年間上手く行っている。すぐになつき、餌は何でもよく食べるので、色んな種類を豊富に与え、すっかりグルメに。発情対策には悩まされるけれど、やもめだし、ある程度は仕方ないかしらね。最近はじいさんになって来たのか、激しい発情は影を潜めています。
ずっと一緒にいたいけれど、いつかは別れが来る。その日のことを考えると悲しくて、愛しくて、切なくなるけれど、命あるものは皆が辿る道だよね。限られた時間はたっぷりの愛情を注ぎ、互いだけを信じて、最後まで一緒にいようね。大好きだよ。