「もうくよくよするなよ。」とジョンハンが教えてくれているような気がして、アルバムを聴いていると何だかグッと来てしまう。スピリチュアル全開でごめんなさい!どうしても悲しい出来事が頭を過り、私自身もままならないんだ。semicolonはさ、「おい、うちのCARATたち、元気出せよ。あばよ!」とSEVENTEENが言ってくれているように思える。
ジョンハンの歌声を聴いていると、今を生きることのかけがえのなさを実感できます。寒空の中、ふと空を見上げると、そこにはジョンハンという愛に溢れた一番星を見つけられる気がするのです。私はずっと、自分だけの一番星を探してきたような気がします。
これさえあれば大丈夫、と思えるような、そんな確かな自信に変わるような何かを。それは自分自身を見つめていても、決して見つけられるものではありません。ベクトルを外に向けよ。道を見つけろ。ひっそり終わらせようとするな。叩いて、もがいて、光を求めよ。
真に分け隔てなく、私たちはいつか終わります。semicolonが聴けてよかったー、という何でもないようなことこそ、生きる醍醐味でござる。自分だけの一番星をしっかり胸に刻むんだよ。お守りのようにしっかり握り締めるんだよ。どうか私の一番星が悲しい思いをしませんように。
私の一番星がいつまでも無邪気に笑っていられますように。そんなことを考えている時、生きている実感が得られるんだ。関心のベクトルを他者に向けよ。誰かを思う時、人は初めて生まれてきた意味を悟るはずさ。
自分のことにしか興味がない人生なんて味気ない。気の抜けたコーラみたいな人生より、愛することを選ぼう。生き抜くために、そしてより良く生きたいと願うのなら、ジョンハンに導かれし道を信じて進もう。
音楽という娯楽は、きっと与える者と与えられる者の境界線をフラットにする、唯一の魔法なのかもしれません。私たちを隔てる壁は厚くとも、音楽を介して触れ合えるし、繋がれる。私たちは、同じ道を信じて見つめる運命共同体とも言える存在なんだね、きっと。
冬の空に浮かぶ星座は、息を飲むほど美しいんだ。semicolonを聴きながら眺める星空は、きっと格別だろう。秋の気配からやがて冬の足音が聞こえ始め、季節は着実に移ろい行くね。変わらないものなんてないし、ずっと同じではいられないけれど、このまま一緒にいたい。ただそれだけ。