これが幸せなら、もっと欲しい

こんばんは。宇多田ヒカルです。皆さん、私の新曲「PINK BLOOD」はもうお聴きになりましたか?さて、ここまで宇多田になりきってお届けしました。バカでしょうか。「他人の表情も、場の空気も、上等な小説も、もう十分読んだわ。」というフレーズにノックアウトされました。

彼女を見ると、年齢を重ねる度に美しくなる化け物か?と疑わずにはいられないんですよね。私も毎年パワーアップしてカムバックしたい所存。このまま「年齢不詳」という称号を維持しますよ!とちゃっかり自慢。自慢なのかは分かりませんが。

そもそも「年齢不詳」が褒め言葉なのかも微妙かね。さてさて、最近のインターネットを席巻するフレーズ、私的第一位は「褒められます♪」でござる。え?褒めてる?それは本当に褒められとるんか?社交辞令に過ぎないのでは?と疑り深い私なんかは思うわけです。

私の中で「褒められる」とは、教師や歯科衛生士など、何かを授けてくれる人に言われる感覚なんですよ。「文系ちゃん、あなたの感受性はまだまだ伸ばせるよ。」と先生から言われたり、(これ以上伸びては身が持たないのでは?と思いつつ)「文系さん、歯磨き完璧です!」と歯科衛生士さんに言われたり、そういったことを「褒められた」と捉えるのです。

しかし、今の「褒められました♪(ピースピース✌️)」は、友人や同僚など、同じ目線の、同じ枠内で交流する人物から言われてるんですよ。それはあくまでもお世辞に過ぎず、「かわいい♪」なんていくらでも言いますよ。女なら。女なら口からデマカセですよね?

この「褒められ合戦」の元凶は、おそらく田中みな実でしょう。彼女も自称、褒められクイーンですから。鎖骨だかお尻だっけ?を「褒められます♪」とテレビで言ってましたわ。よくもまあ、自分でいけしゃあしゃあと言えますな。それがツイッタラーにも伝染し、空前の褒められ合戦が繰り広げられています。

人から言われた一言を脳内で「褒められた」と変換する、その都合のよさにゾッとしますけどね。あんたらの脳ミソ、随分と都合よく作られてまちゅね。羨ましいですぅ。いかんいかん、悪口が止まらない。悲しみが止まらない!ロックンロールは鳴り止まない!(音楽通?)

この「褒められますぅ♪」という図々しさは、日本の質の低下を表しているような気がします。もし本当に「褒められた」なら、その言葉は有り難く頂戴し、心に留めておけば良いんじゃないでしょうか?

そんなに言いたいなら「○○と言われました。嬉しかったです。」くらいにして、イチイチ自分から「褒められました!!!」 と鼻息荒くしなくても良いんじゃない?皆さん、愛が足らないのかな。幸せは沢山欲しいけど、欲張っちゃだめです。足りないくらいがいいんです。以上です。