さて、先日は久しぶりにお気に入りのカフェへ。何が「カペ活」じゃ。こちとらマミーと親子の団欒じゃい!お察しの通り、おしゃれツイッタラーが憎いんです。彼女らの自己顕示欲が凄まじく、「よかった、友達じゃなくて。」と胸を撫で下ろす日々。
見なきゃいいのに自ら覗きに行き、ブヒブヒ言うスタイル。これがマイチョイス。ナイスチョイス。(ごちゃごちゃうるさい)そんな文系、最近はおこもりしているので、自分の部屋で過ごす時間が多いのです。本を読んだり、音楽を聴いたり、掃除をしたりね。
時々リビングへ出向き、録画していたドラン監督のドキュメンタリーを観て、「ええ!セリーヌディオンのフランス語の曲、映画に使ってんの!?アタイも大好きでっせ!」と興奮したりしながら生きています。彼女のフランス語アルバムはおすすめです。on ne change pasだっけな?
ドラン監督は、映画「タイタニック」もお好きらしく、「どこまでも一緒ね…ウンミョン?(運命?)」などと思ったりもする。決して報われませんが。かなし~。映画と言えば、ポンジュノ監督のデビュー作だったかな。「ほえる犬は噛まない」を観ました。正確には途中までね。
最後まで観た母上から全容を聞き、やはり私も観るべきだと誓いました。また感想を書くかも。なかなか際どい映画ですが、監督が込めたメッセージは、最後まで観なければ分からないと思います。だから観るね。イッヌ~!
ちなみに主演のペ・ドゥナちゃんは昔観た映画「リンダ・リンダ・リンダ」でファンになりました。とても魅力的デス。透明感と危うさ、そして脆さと儚さに秘められた力強さ、とでも言いましょうか。韓国の(作り込まれていない)女優さんって美しいね。
私も「韓国人ですか?」と言われるところからもう一歩踏み込み、「韓国の女優たんですか?」と言われるべく頑張ります!チャミスルの広告塔にでもなりますわ。はて、何が言いたいのか分からなくなりますた。
つまり、ぺ・ドゥナを始め、作り込まれていない美しさというものはとても貴重だと思います。素材を生かし、雰囲気と調和した装いをすること。それだけで風格が漂う気がします。おしゃれツイッタラーは、残念ながら演出の領域から出ることが出来ていません。
「こう見られたいのにー!キイ!」という印象操作は今すぐやめなはれ。韓国映画「バーニング」でヒロインが演じる「みかん剥き」のシーンはとても魅力的でした。彼女たちは、「観客が想像する余地」をちゃんと残してくれているように思います。その点、ツイッタラーは供給過多。頭悪すぎ。(やめなはれ)
「この人、どんなおなごなんじゃろうか…」と思えるような自己顕示欲系ツイッタラーは皆無。それが答えです。「多くを語らず、でも触れてみたくなるような柔らかさ」が足りんな。毒っ気も足りんな。「カペ活する私」が全面に出過ぎ。その塩梅が難しいのだろうけど。
ま、言ってしまえば私も含めたツイッタラーは、全て仮想空間を生きる「もう一人の私」です。現実よりちょっぴり饒舌で、ちょっぴり辛辣な文系というキャラクター。そのキャラクターに今、とても救われているのです。
全てのツイッタラーに幸多からんことを。